じゅんのめブログ
2023.07.20
食育~歯のお話🦷✨
暑い日が続き、いよいよ夏らしい季節になってきましたね。
じゅんのめ保育園のお友達は、夏の暑さにも負けず戸外で汗をかきながらも元気いっぱい楽しんでいますよ。
こまめな水分補給もかかせません。
9時と15時には牛乳を飲み、
遊びに行く前、給食中、お散歩の後に麦茶を飲んでいますよ。
給食前に麦茶と咀嚼の大根を食べる子どもたち🎵
お散歩から帰ってきた後は手を洗います。
みんな上手になってきたね😊
外が暑かったので麦茶が美味しく感じるね🎵
じゅんのめ保育園では月に1回栄養士が食育のお話しを子どもたちの前でしています。
7月は「歯」のお話しをしましたよ。
難しいお話もあったけど、みんなしっかりお話しを聞いてくれました★
歯を虫歯にする「虫歯菌」は、チョコレートや飴などのあま~い食べ物が大好き
また、ジュースには砂糖がたっぷり入っているので、水分補給は水か麦茶がベストです!
スポーツ飲料500mlには約30g、乳酸菌飲料65mlにも約12gも砂糖が含まれています😢
虫歯菌が歯についたままだと歯をちくちく痛くさせる「虫歯」になってしまいます。
どうしたら虫歯菌やっつけられるかな?と子どもたちに質問すると・・
「はみがきーー」と答えてくれました。
歯磨きでばい菌が落ちる様子を見せて「歯がきれいになったね」と喜ぶ子どもたち
保育園では歯磨きはできないけど、虫歯にならないためには…
・歯を元気にするカルシウム(牛乳、チーズ、小魚、大豆製品)をしっかり食べよう!
・たくさん噛んで唾液をだして歯を虫歯菌から守ろう!
実は唾液には虫歯になりかけている歯にも効果があり、歯の表面を綺麗にしてくれます。
細菌感染も防ぎ歯周病の予防効果も期待出来るので、大人もしっかり噛む習慣を身につけたいですね★
たくさん噛む事は虫歯を防ぐ以外にもたくさんのメリットがあります!
噛むことのメリット
1. 肥満防止…よく噛むと満腹感で食べ過ぎない。
2. 味覚の発達…よく噛んで多くのものを食べれば味覚が発達する。
3. 言葉の発音がはっきり…口の周りの筋肉が発達して発音が良くなる
4. 脳を発達させる…前頭前野という知性に関わる部分が活性化する。
5. 歯の病気の予防…噛むと唾液が出て歯を守る。
6. がんを防ぐ…唾液が発がん性物質の毒性を抑える。
7. 胃腸快調…消化酵素がたくさん出て来て消化を促進する。
8. 全身の体力の向上…よく噛むと体に力が入り、体力も活性化する。
9. 咀嚼・顔面筋の活性…あごだけではなく頭蓋骨全体がバランスよく発達する。(美しい笑顔が作れる)
10. 食塊を適正につくる…アレルギーを防止する。(未消化のままの食べ物が腸管に入る事を防ぐ)
11. 骨代謝の促進…骨粗鬆症予防につながる。
小さいころからの咀嚼を意識することが大切で、30回を目安に噛むようにしましょう🦷✨
食べるのが上手になったすずらんさん💛
みんな美味しく給食を食べてくれて嬉しいよ💛
よく噛むことで消化が良くなり食事をじっくり味わって食べる習慣も身についていきますよ。
柔らかい食べものばかり与えていると、いつまでたっても噛む力がつかなく、誤嚥の原因にもなってしまします💦
大人にもたくさんのメリットがありますが、体が発達段階にある幼児期のうちにかむ習慣を身に着けることは想像以上のメリットがあります!
ぜひおうちでも噛み応えがある根菜類やせんべい、りんご、昆布など噛み応えがあるメニューを取り入れてみてくださいね😊