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じゅんのめブログ

2021.07.17

食育~歯の健康と噛む力~

暑い日が続き、本格的に夏らしくなってきましたね。
じゅんのめ保育園のお友達は、夏の暑さにも負けず戸外で汗をかきながら元気いっぱい楽しんでいますよ。

こまめに水分補給もとり、みんな美味しそうに麦茶を飲んでくれています。

じゅんのめ保育園では月に1回栄養士が食育のお話しを子どもたちの前で行っています。
6月は「歯」のお話しをしましたよ。







大きな歯の模型に少し怖がる子もいましたが、みんなしっかりお話しを聞けていました。



歯を虫歯にする「虫歯菌」は、チョコレートや飴などのあま~い食べ物が大好きで、虫歯菌が歯についたままだと歯をチクチク痛くさせる「虫歯」になってしまいます。

どうしたら虫歯菌やっつけられるかな?と子どもたちに質問すると・・

「はみがきーー」と元気な声で答えてくれました!!


大きな歯ブラシを使いながら歯磨きでバイ菌が落ちる様子を見せると「歯がきれいになったね!!」と喜ぶ子どもたち。

虫歯にならないためには、、、
歯を元気にするカルシウム(牛乳、チーズ、小魚)をしっかり食べよう!
たくさん噛んで唾液をだして虫歯菌をやっつけようね!

 

この日の給食のメニューはスティック胡瓜だったので、みんなしっかりカミカミよく噛んで上手に食べることができました。

じゅんのめ保育園ではいつも給食の前に咀嚼メニューがあり、固いものをしっかり噛み咀嚼力がつくよう工夫しています。



また、毎週水曜日はのりまきを提供し、のりをみんな上手に嚙みちぎって食べています。

 

固いものを食べてもらうには虫歯を防ぐ以外にもたくさんのメリットがあります。

肥満防止…ゆっくりよく噛むことによって食べすぎを防ぎます。

味覚の発達…食べ物の形や固さを感じることが出来、味がよくわかるようになっていきます。

言葉の発達…口の周りの筋肉を使うことであごの発達を助け、表情が豊かになったり、言葉の発音が良くなったりします。誤嚥を防ぐ効果もあります。

脳の発達…脳の血流量が増えるので、脳が発達していきます。

歯の病気予防…たくさん唾液を出すことによって、食べかすや菌を流しだす効果があり、虫歯や歯肉炎の予防 につながります。また、あごが発達していないと歯が綺麗に生えなくなってしまいます。

がんの予防…唾液に含まれる酵素が発がん性を抑え、がん予防につながります。

胃腸快調…消化を助け食べすぎを防ぎ胃腸の働きを活発にします。

全身の体力子往生…体が活発になり、力いっぱい仕事や遊びに集中できます。

噛むことの8つのメリットは頭文字をとって「卑弥呼の歯がいーぜ」と呼ばれています。

大人にもたくさんのメリットがありますが、体が発達段階にある幼児期のうちに噛む習慣を身に付けることは想像以上のメリットがありますよ。

ぜひおうちでも根菜類やせんべい、りんご、昆布など噛み応えがあるメニューを取り入れてみてくださいね。

 

 

給食メニューの中に月に1度北海道の郷土料理を取り入れています。今年は、北海道の美味しい物を提供をしますよ(^O^)

今回は、今まで登場したメニューを紹介します!

 

豚丼



鮭ザンギ



いももち

身近な食材が多く使われているので、子どもたちの進みもよいです!(^^)!



今月はジンギスカンを食べました。



初めてのメニューでしたが、みんな美味しそうに食べてましたよ!



  

旬の美味しい物を上手に取り入れながら、お友だちと食べる楽しさをたくさん感じられるようにしていきたいと思っています。

来月はコーンごはんが登場するので楽しみにしていてね☆

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